お知らせ

2023年3月21日 (火)

生命の光

手織り絨毯ーシェヘラザードコレクション×勝水喜一の木工×荒川尚也のガラス

3月25日(土) ~4月3日 (月

11時~18時 期間中無休

ギャラリー夢雲

いつも温かく応援していただきありがとうございます。今年初めての作品展長い間冬眠しておりましたが、混沌とした世界の情勢なかで、毎日が普通にできることがどんなに素晴らしいことかと、感謝と発見の毎日です。今年も平和と健康の祈りを持って作品展をお届けできるよう心尽くして参ります。本年もどうぞよろしくお願いします。

2023年3月25日(土)〜4月3日(月)今年初、最初の作品展を開催いたします。

シェヘラザードの田中モハンさんが夢中になり、長い年月愛情をかけて収集してきた手織り絨毯、丹念に手間を惜しまず純粋な思いや願いを込めて、3千年昔より一結び一結び思いを込めてつくられてきた絨毯、愛に溢れたシェヘラザードコレクションと、ケチチャップ川のほとり 阿寒の森で活動する、自然の命を生かした木工作家であり自然栽培農家でもある勝水喜一さんの美しい木工(椅子や木皿など)の作品と、

丹波町の和知の水に恵まれた山里で砂から熔かしてガラスを作る、志深い荒川尚也さんの時間の流れがやどす清流のような透明感のある美しいガラスの作品との三人展。2023年最初の夢雲の作品展を世界の平和の祈りを込めて開催致します。春到来で虫や鳥、草木もワクワク.喜びに満ちた室生にご高覧頂けるのを,楽しみにお待ちしております。心と体に優しいケイタリングをご用意しております。皆様のご健康とお幸福祈っております。

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2023

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◆Naoya Arakawa
プロフール
1953年 京都市生まれ。
1978年 北海道大学 農学部 卒業
札幌の豊平ガラスに入社。吹きガラスの技術を学ぶ。
1981年 京都府京丹波町細谷にて晴耕社ガラス工房を始める
1995年 京丹波町中山に工房を移転。

メセージ

40年以上ほぼ毎日、ガラスを熔かしてきた。無色透明のガラスだけでもその調合、熔融方法は無限にある。

素材を知ることは言葉を覚えるのと同じだと思う。語彙を豊かにすることは大切だ。ガラスの単語はそれだけで美しい。しかし、その美しさに自分が取り残される。その距離感からくる思いが制作の動機のひとつになっている。

晴耕社ガラス工房 荒川尚也

 

 

Mohan2023

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田中 モハン Mohan Tanaka (Mohan Mirchandani)

プロフール

1950年 スリランカで生まれる

1952年 父の仕事(綿の輸出)のため日本に移住
1971年 米国ノートルダム大学経済学部卒業
1971年 布地、生地、紅茶等の輸入業を始める
1975年 英国オックスフォード大学 大学院にてインド哲学を勉強
1978年 京都府京北町にて自然農法による農業に従事する
1986年 香港にて絨毯の師匠に出会い本格的に絨毯を学ぶ(祖父が絨毯並びに
宝石商のため絨毯は折に触れていた)
1989年 神戸でシェヘラザード設立 現在に至る
http://sherazade.jp/about/

メッセージ

 

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勝水喜一
プロフール 
1959北海道釧路市生まれ
1983東京造形大学デザイン科卒業
1989飛騨地方にて大工として弟子入り大工職とともに日本建築在来工法のディテールを手掛りとした家具の作を開始
1993釧路市阿寒町にて麓工房開設
2003ファニチャー・ソサエティー・フィラデルフィア・カンファレンス参加・出展
2009シタカラ農園を立ち上げ、自然栽培の野菜を生産出荷
木工と農業の2面からの活動を模索


椅子の名は「ブラームス」。

構想から4年以上経つ。椅

単にブラームスの音楽をイメージした椅子ではない。

その音楽性を語れる程、音楽に精通している訳では全くない。

ほんの少しだけ感覚的に好きであった。

それから4年、意識的にブラームスを聴き続けた。毎日。

本も少しだけ読んだ。

その時代の渦中にあって、音楽に向き合う姿勢に感銘も受けた。

幅広い時代の俯瞰、歴史は夢豊かに広がってゆく。

ロマン派、様式建築、産業革命、民主主義、アーツアンドクラフト、ジャポニズム、モダニズム……

 

椅子名は「ブラームス」。

 

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構想から4年以上経つ。椅

単にブラームスの音楽をイメージした椅子ではない。

その音楽性を語れる程、音楽に精通している訳では全くない。

ほんの少しだけ感覚的に好きであった。

それから4年、意識的にブラームスを聴き続けた。毎日。

本も少しだけ読んだ。

その時代の渦中にあって、音楽に向き合う姿勢に感銘も受けた。

幅広い時代の俯瞰、歴史は夢豊かに広がってゆく。

ロマン派、様式建築、産業革命、民主主義、アーツアンドクラフト、ジャポニズム、モダニズム……

 



 

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2022年10月14日 (金)

河野甲 革立体の世界 と かたつむりミュージアム・ラセン館展

タイトル 河野甲 革立体の世界 と かたつむりミュージアム・ラセン館展

KO KONO Leather Work Exhibition

会期    2022 10/29(土曜日)→11/7(月曜日)

開催場所  ギャラリー 夢雲 奈良県宇陀市室生向淵415

      074592396

秋色に染まった室生の里は、ススキが風に揺られ、空高く小鳥がさえずり、爽やかな季節です。いつも温かく応援していただきありがとうございます。3年に1度の「河野甲作品展」です。

獣貝海草虫に精通された河野甲の深い眼差しに卓越した技術と、皮革という素材に真摯に向かい、生物に生命を蘇らせる独自の造形美で表現する、河野甲レザーワークの世界と現代の世界の技術では標本にできないカタツムリの軟体部分を造形作家である河野甲が、それをリアルに造形して、生きているときの様子を再現したものが「カタツムリギャルフィギア」です。

20019年オープンされた螺旋館では、標本にできないこのリアルフィギュアの展示を中心にかたつむりとその仲間の魅力を自然科学、人文科学、美術表現の視点で展示していますが、今回はギャラリー夢雲での個展で、その1部を展示いたします。ぜひ多くの皆様にご覧いただきたい夢雲待望の企画展です。心と体に優しいケイタリングもご用意してお待ちしておりますお誘い合わせの上ギャラリー夢雲にお越しいただけるのを楽しみにしております。季節の変わり目くれぐれもご自愛下さいませ。爽やかな季節です。いつも温かく応援していただきありがとうございます。

ギャラリー夢雲 山脇優喜美

 

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コメント

ずっとやってきた事、生き物のリアルな造形。 ずっとやりたかった事、夢の住人の再現。

どちらも惹かれるので片方だけにシフトできないまま、骨をくわえて水面に映った自分の

顔に唸っています。

 

PROFILE

造形作家

河野 甲

1956年

愛媛県宇和島市生まれ

1977年

京都嵯峨美術短期大学洋画科卒業

皮革造形作家 石丸雅通に師事

1984年

皮革造形家として独立 京都に工房をもつ

1991年

奈良県に移住

2000年

京都府に移住

 

生物形態のリアリティーとポエジーの融合を求めて制作を続けながら、

東京・大阪・仙台・奈良・京都・ニューヨークなど、各地で個展を行う。

出版

作品集『しずかな八月』(求龍堂)

立体イラストレーションⅠ(グラフィック社)

立体イラストレーションⅡ(グラフィック社)

 

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かたつむりミュージアム ラセン館

現在の技術では標本にできないカタツムリの軟体部分。造形作家である河野甲が、それを

リアルに造形して生きている時の様子を再現したものが「かたつむりリアルフィギュア」

です。日本産約800種と、世界各地の代表的な種を再現するプロジェクトを進めています

。ラセン館では、このリアルフィギュアの展示を中心に、カタツムリとその仲間の魅力を

自然科学・人文科学・美術表現の視点で展示していますが、今回夢雲さんでの個展にその

一部を展示いたします。

JR加茂駅から徒歩40分・ラセン館駐車場から徒歩7分田園風景

開館時間 10:00~17:00(入場は16:00まで)

休館日  不定休(急な不在あり、来館前にお電話ください090-4287-4988

入館料  500円

 

来館に際してのお願いと注意事項「詳しくはホームページをご覧ください」rasenkan.com

住所 京都府木津川市加茂町観音寺垣添6-1TEL 0774-76-4988

 

#河野甲

#かたつむりミュージアム

#ラセン館

#河野甲 革立体の世界 と かたつむりミュージアム・ラセン館展

#KO KONO Leather Work Exhibition

#ギャラリー夢雲

 

#1029()117()まで開催

 

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2022年8月16日 (火)

相場るい児・尾形アツシ二人展』

『相場るい児・尾形アツシ二人展』

2022 8/27(土)→9/4(日)

11:00~18:oo期間中無休

会場 ギャラリー 夢雲

住所 奈良県宇陀市室生向淵415

連絡先 TEL* 0745-92-3960

奈良榛原の山中の工房で作陶をされている尾形アツシさんの薪窯で仕上げた、土の奥深い表情をだした美しいヒビ粉引、刷毛目の器など、味わい深く、料理好きで暮らしを大切にする尾形さんの器は、自由な発想で和、洋どちらにもいける、とても使いやすく、料理をもったときに、最大限に生かされ、幸せな世界に導いてくれる。尾形アツシと金魚・蛙・唐子、妖怪など独特の造形で未到の世界を展開する相場るい児。独創的な世界へ一歩足を踏み込むと、アリスになたように、夢と空想でドキドキ不思議な世界にはいりこむ。香炉・水注・根付・皿、花器、人形まで綿密に仕立てた妖幻不思議な世界を生み出しファンを魅了する相場るい児さんとの共演。『相場るい児・尾形アツシ二人展』ギャラリー夢雲で期間中無休で開催いたします。心と身体に優しいケータリングのカフェやランチもご用意して、ご高覧いただけるのを、妖怪たちといっしょにお待ちしております。        

ギャラリー 夢雲

 

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尾形アツシ ogataatushi

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相場るい児  @ruijiaiba

 

心と身体に優しいケータリング

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2022年5月26日 (木)

水月

2022 6/18(sat)6/27(mon)11:00~18:00

水月 

奥山天堂(retuael) I レザー[バック・こもの}

永瀬清美  I ボタン

山本伸二  I (山本工房){家具・オブジェ]

畑ゑりこ   I  砂絵

アズマフアブリック(東和子) I 布[洋服・小物]

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2022年4月18日 (月)

焼きもの屋の仕事 〜北と南と湖国から〜

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森岡成好一門の北は北海道から加地 学、 南は宮崎県から畠田 光枝、 湖国である滋賀県から田中敬史、3人の作品展、焼きもの屋の仕事〜北と南と湖国から〜
を開催いたします。
それぞれの地で、自然の中生きる事に情熱もって暮らし、真摯に土に向い、人に向い、薪窯で焼かれた生命力の溢れた、骨太で素朴で温かい作家達の作品が、ギャラリー夢雲に集います。土の香りいっぱいの、心に響く作品展、小鳥たちも楽しげに飛びかい、新緑が輝く一番大好きな季節、4月29日(金)から5月8日(日)まで開催いたします。
心と身体に優しいケータリングをご用意して、夢雲での作品展是非ご高覧頂けるのを楽しみにお待ちしております。

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プロフィール]


田中 敬史
529-1632滋賀県蒲生郡日野町


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メッセージを送信

地場の季節の野菜をふんだんに使い、
スパイス・オイル・塩などでシンプルに調理をした、幅広い方にお楽しみ頂ける辛味を控えたインド家庭料理店です。

料金:1,800円(出来れば予約をお願いします)

 


プロフィール
田中敬史(たなかけいじ)
1978年 京都府生まれ
2000年 大学ゼミにて陶芸を学ぶ
2001年 信楽にて製陶所勤務
2007年 森岡成好氏に師事
2011年 滋賀県日野町上駒月に移住
2014年 初窯を焚く
2022年 現在同地にて制作
原土掘り、粘土作り、薪の調達、轆轤、窯焚き。一年を通して古琵琶湖層赤土の南蛮焼締、布引地層白土の焼締、堅手など、穴窯で焼いています。

 

畠田光枝

1968年 東京都板橋区に生まれる
1999年 森岡成好氏に弟子入り
2008年 宮崎県国富町に築窯


mitsue.hatada

(もし文章が必要ならば)

自然の中で生かされていることに感謝して、目の前のことをひとつひとつ丁寧にやっていこうと思います。


畠田 光枝

880-1223
宮崎県東諸県郡国富町八代南俣

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#南蛮焼締 #薪窯 #穴窯 #陶芸 #ヌプリ窯 #畠田光枝 #陶器 #うつわ #宮崎県 #国富町


焼きもの屋の仕事
加地学

加地学
kachi_manabu

メッセージを送信

 


1967 北海道札幌で生まれる
1995 和歌山県 森岡成好氏に弟子入り
2000 北海道留寿都村で築窯

今年から,北海道伊達市に引っ越しました。新たな窯を4基よていなので楽しみです。

 

 

 

 

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2022年3月 8日 (火)

2022キリムキリムと灯り

 

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2022-キリムと灯り

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鍛冶師 川上真琴・河上知明
2022年3月26日(土)〜4月4日(月)
11時〜18時 期間中無休

庭には赤い薮椿と梅が咲き、水仙、ふきのとうが顔だし
待ちにまった春がちかづいてきました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか.
いつも温かく応援していただき、
優しいお心遣いをいただきありがとうございます。
冬眠しておりましたギャラリ-夢雲は春の訪れと共に
最初の企画展はを3月26日より4月4日まで開催いたします。

今年最初の企画展は、厳しくも豊かな自然の恵みを受け大地のエネルギーに満ち溢れたキリムをこよなく愛し、キリムの文化を楽しく伝えてくれるキリムの修復職人でもあるオスマンダールさんが、はるか遠い国 トルコ・イスタンブールからの来日です。

金属そのものがもっ 命や息づかいを表現する鉄とは思えない優しいラインで夢ある表現をする鍛冶師・河上真琴さんの灯り、河上知明さんの心に沁み入る澄んだ音の出る三昧琴。
二人の鍛冶師がつくる三昧琴の響きと、美しい灯りとトルコの大地で暮らす遊牧民が生活の必需品として、また嫁入り道具として、丹念に手間を惜しまず時間をかけ願いを込めて織り続けてきたキリム。キリムと灯り展、を平和の祈りを込めて開催いたします。
心と身体に優しいケータリングもご用意してお待ちしております。

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Osman DAGLI
オスマン ダール

<プロフィール>
1971年 キリムの産地で世界的に有名なトルコ・コンヤの田舎に生まれ、母や姉達が絨毯やキリムを織る姿を見ながら育つ。14歳の頃より修復の仕事を始め28歳で独立、トルコとアメリカのサンフランシスコにアトリエ店舗及び修復専門の会社を立ち上げる。2007年 大阪にキリムの専門店をオープン。2013年 トルコ・イスタンブルに移転、2021年 イスタンブル・スィルケジに再び移転する。又、日本全国でもキリムの魅力を伝える為展示会を重ねる。

 

<メッセージ>
十代から始めた修復の仕事はキリムに新しい命を吹き込むような作業です。販売の仕事はその命を委ねる人と出会うことです。人の往来が難しくなったこの二年は特に修復やメンテナンスの仕事に力を入れて過ごしました。ウールが使うほどに艶が増すように、お客様の手元でゆっくり育ってゆくキリムを思い描くのが私の楽しみです。この先、人々の暮らし方にも変化が必要となってくるでしょう。それゆえどんな時でも好きなこの仕事を誠実に愛情を込めて続けていけるようにと願っています。

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河上真琴

 

鍛冶師 
1989年石川県小松市生まれ。2011年金沢美術工芸大学製品デザイン専攻卒業。河上知明に師事し自宅工房あとりえ三昧亭にて鉄の造形を始める。現在あとりえ三昧亭代表として自然観察と空想を楽しみながら、全国のギャラリーで作品を発表している。

メッセージ
「雲、水面に走る模様、机の木目、庭に来る雀、雑草の葉っぱ、歩いている人の後ろ姿、ろうそくの火など、何かが目に留まって「あ、綺麗な形」と思う時には、何となく形の中に線が流れているように感じます。鍛鉄らしい生き生きと流れる線で、見ていて気持ちいいもの、場所の空気感が良くなるもの作りたいと思っています」

河上知明

1956年生まれ。
真っ赤に燃える鉄を打つというプリミチィブな行為に魅せられ鍛冶師になる。
長年の創作活動の後、今は冬限定の鍛冶師として三昧琴の響きを生み出している。

メッセージ
「僕の部屋から霊峰白山が望めます。
毎年、白山がうっすらと雪化粧をしたのを合図に三昧琴という楽器の制作準備に入ります。
そして正月明けより三昧琴を産み続け、春には産み終わります。
出来立てほやほやの三昧琴の響きを、どうぞお楽しみください」

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2021年12月13日 (月)

2021-耶馬渓の自然と宇宙のかけら展

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2021年12月18日(土) ~12月27日 (日)11:00〜18:00
笠井秀郎ーランプ
中島信男ー木のの器
藤野祐一木の家具
森ひろこー版画 コラージュ

大切な人の別れや、コロナ渦で大変な一年でしたが、生きる事や暮らしを問い、大切なことに出会えた一年でした。
作品展を開催できることは、とても幸せなこと
で、どんなときも応援していただいている優しさを、ひしひし感じました。
心より感謝申し上げます。

2021年、一年の感謝こめてギャラリー夢雲の
今年最後の冬の作品展を開催いたします。

へたへた工房の中島信男さんが銘木や杉、ひのきの木片などをチェンソーを使って、漆や草木で染めた温かく味わい深い木の器やテーブル。
クラフトモクモクの藤野祐一さんが一脚一脚向き合いながら丁寧に作り込まれた、木の生命の温もりを感じる、座ってとても心地よい椅子達。
耶馬溪の自然と共に暮らす二人の作品と
夢雲では、おなじみの森ひろこさんの、
柔らかで温く 深く優しい人柄と作品から、幸福の光が満ちあふれた
森ひろこさんのの版画やコラージュ。
廃材など使われなくなった材料を使って生まれた、
柔らかさと笠井秀郎さんの温もりに満ちた
吹きガラスのラ ンプ。
4人が織りなす温もりに満ちた楽しい作品展。
『耶馬渓の自然と宇宙のかけら展』を
12月18日(土)〜27日(月)まで10日間無休で開催いたします。

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笠井秀郎
「ガラスを吹く 火に向かう 
窯に向かう 無心になる 
天から降りてきた何かに
ちょっと手を添えるだけ
自然な形 なりたいガラスになる
手助けをしているだけ
楽しいから造っている
楽しいから続いている」

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中島信男

近頃コーヒーの屋台を引く、お客さんが自分でがりがりと豆を挽く。最初は戸惑うが、その香りは十分感動にあたいする。まどろむような、たうたうした時がただよう。
しつらえに、木のコーヒーカップと、立ち飲みのコーヒースタンドをこしらえてみた。
お椀を100個作ってみた。ああでもないこうでもないと、試行錯誤するうちに100個の仲間が出来たという方が正解かもしれない。

PROFILE

中島 信男 Nobuo Nakajima
1952年生 30才から村役場の職員を続けながら、木工を始める。日田のモノづくりグループゆめ展。九州クラフトデザイン会議にも参加。高岡クラフト展で、お椀が入賞。広尾のギャラリー旬で二人展、JR九州の七つ星で大椀が使われている。現在は、地域再生、移住者の受け入れにも関わっている

 

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藤野祐一

木を選び
木を削り
木を組み立てる
そして、椅子になる
同じものを作ろうとしてもそうにはできないのに
違うものを作ろうとしてもどこか似かよってしまう
そんなもどかしさと向き合いながらほんの小さなきっかけを探して行く。繰り返し繰り返し。そうやって少しずつ変化して、いつかたどり着けるのでしょう。思い描くかたちへ。

PROFILE
1971年耶馬溪生まれ。
飛騨高山の専門学校で2年間木工の基本を学ぶ。その後山梨にて仲間3人と家具工房を設立。15年間制作担当として腕を磨く。2012年帰郷しクラフトモクモク2代目として勤めの傍ら椅子作りに勤しむ。
藤野祐一
DM用写真など、
遅くなってすみません。
写真は、下記アドレスをダウンロードにて
ご確認、宜しく御願い致します。

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森ひろこ

1言葉では説明できないものがある。
深い感情や、音楽、意味を持つようで持たないもの。
そんな詩のような感覚を表現しようと、線や形、色と向き合い、
何度も思考をくり返す。
全ての始まりは、とても些細なものであるけれど、
日々、時間をかけて育てるという事が
とても大事な価値ににつながっていくのだと思う。

1975年、大阪生まれ。奈良在住。2000年渡英後、絵を志す。
2005年、ケンブリッジスクールオブアート、イラストレーション科卒業。
帰国後、毎年個展を開催。版画、モザイク、コラージュ、ガラス絵、
漆など、色々な技法を取り入れ、自由に作品制作を続けている。

 

 

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2021年11月12日 (金)

幻の古陶 珠洲焼・中山達磨陶展

賛助作品・ヤマモト實/日本画

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期間中無休11:00〜18:00
会場:ギャラリ-夢雲
奈良県宇陀市室生向渕415
Tel:0745-92-3960
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室町末期、奥能登珠洲からこつ然と姿を消した幻の古陶・珠洲焼を四二年前に珠洲焼の復興に情熱を注ぎ再興した陶芸家、中山達磨氏の『珠洲焼ー中山達磨陶展』と、賛助作品に自然の草花や小さな生き物から受けた感動を現実と夢想を交えて描き、最近は金箔、銀箔を取り入れた装飾空間の中に楽園を夢見て、こころのフィルターを通して表現でするヤマモト實さんの作品とのふたり展を、 一一月二十日(土)より一一月二九日(日)まで無休で開催いたします。

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石川・珠洲市周辺では地震が相次いでいて、九月も震度五弱を観測する地震が発生するなど、すでに年間の地震の発生回数が最多となっています。中山さんの工房も窯の煙突の修理が必要でしたが、大変な中ご無理をお願いして通常どうり作品展をしていただけることになりました。中山達磨さんの珠洲焼の作品群が夢雲に届きます。
灰被や自然釉の器や壺は灰黒色の落ち着いた美しさを醸し出し、ダイナミックの中に繊細、古風な中にモダン素朴の中に品格のある焼きもので、ビールの泡が細やかで、水がいつまでも澄み、野の花がとてもよく似合います。
室生の山々が美しい時期に開催いたします。中山達磨・ヤマモト實二人展にご高覧頂ける事を楽しみにしております。心と身体に優しいケータリングもご用意してお待ちしております。
                  ギャラリ-夢雲 山脇優喜美

 

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珠洲焼
珠洲焼は須恵器の流れを汲む焼物で、平安から鎌倉、室町時代にかけて珠洲各地で焼かれた.戦国期に忽然と姿をけし,考古学会でも謎の古陶とされていたが、昭和入ってからの研究により「珠洲焼」と命名された、昭和52年に、約400年の眠りを得て珠洲焼を復興。中山 達磨氏は42年前に珠洲焼の再興に情熱を注いでこられた。
中山達磨氏ががつくる高温還元でやきしめられた珠洲焼は. 幽玄ともいえる灰黒色の落ち着いた美しさを醸し出しダイナミックの中に繊細、古風な中にモダン、 素朴の中に品格のある焼きものがある。野の花が似合い、使い込むほどに味わいのます焼きものである。


わからんから
迷いながら
試しながら
壊しながら
つくる


珠洲飯塚窯 suzuiizukagama
中山 達磨 Nakayama Tatsuma
1952年 金沢市生まれ
1976年 九谷工芸高等訓練校卒業
1978年 珠洲市陶芸実習センター入所
1982年 珠洲飯塚窯開窯
1982年 石川の伝統工芸展入選
1983年 現代美術展入選
1983年 全国植樹祭で「燻べ焼花生」天覧の栄に浴す
1983年 石川の伝統工芸展入選
1984年 石川の伝統工芸展入選
1988年 〜京都・奈良・大阪で個展
2013年 石川県伝統産業優秀技術者・功労者表彰を受ける

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自然の草花や小さな生き物から受けた感動を現実と夢想を交えて描いています。
また、最近は金箔、銀箔を取り入れた装飾空間の中に楽園を夢見ています。

 

画歴
1952年 大阪に生まれる
    京都市立芸術大学日本画専攻科(現 大学院)修了
1977年 第1回京都日本画選抜展 京都府買い上げ
1978年 第2回京都日本画選抜展 出品 日展初入選
1984年 第9回 京都美術展 奨励賞
     第3回 山総美術公募展 佳作賞
1994年 第5回記念 川端龍子賞展 入選
他 多数入選 東京 奈良 大阪にて個展開催

 

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心と身体に優しいケータリング

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2021年10月13日 (水)

光と影・『木工とステンドグラス』

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三年に一度の待ちにまった作品展ー『大須賀昭彦・和子のステンドグラスの灯り展』に初参加の藤井慎介さんの木工が加わっての作品展ー光と影・『木工とステンドグラス』を十月二二日(金)から、十月 三一日(日)まで、期間中無休で開催いたします。
北アルプスの麓、安曇野の端っこ、美しい馬羅尾の森とたんぼにはさまれた素敵な工房で生まれた、  大須賀昭彦氏と 和子さんのステンドグラスの灯りは、シンプルでモダンな中に自然の美しさが醸しだされ、ステンドグラスの技法を中心に鍛鉄や木や石など、様々な素材を組み合わせたランプを発表いたします。木工家。藤井慎介さんは富士山の麓、静岡県裾野市の工房が仕事場。京都で漆塗りも覚え、材料選びから仕上げまで、すべて藤井さんの手で仕上げた家具や漆器は、完成度が高く、美しい美をたたえながらも、生活の中で使い心地の良さを追求した作品達です。
光と影・『木工とステンドグラス』をご高覧いただけるのを楽しみにお待ちしております。心と身体に優しいケータリングもご用意してお待ちしています。 
くれぐれもご無理のないようお願いいたします。 ギャラリ-夢雲

 

工房KAZ   Glass and Light

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『不要不急』の日々に寄り添うような里山生活。いつもと変わりが無いようで、時の流れがまとわりつく様なちょっとした違和感。この違和感は久し振り。以前だったら地図を広げて引っ越し先を探していたかもしれない。30年近い里山暮らしにも作品にも自分自身にも少しスパイスとなる感覚。
『赤が多いなあ』と並んだ作品を眺めて思う。どちらかと言えば苦手な色の赤、RED。電気炉で焼成するたびに変化する色とテクスチャに惹かれたのかもしれない。スパイスが少し効いてきたのかも。
工房KAZ 

工房KAZ 
大須賀昭彦 福岡県生まれ   
大須賀和子 横浜生まれ

 1977~1982 ロンドン,バルセローナ滞在  1982 帰国
 1984 京都にて工房設立
 1987 銀座「ギャラリーねこ」にて個展
 1988 大阪梅田「阪急百貨店」にて個展(以降、隔年開催)
 1993 長野県安曇野に工房移転
 1998 銀座「ギャラリー喜久田」にて個展
 2002 日本橋「丸善」にて個展
 2003 奈良「ギャラリー夢雲」にて個展(以降、3年毎開催)
            以降、多くの個展を開催。

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藤井慎介の木工

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木と漆の仕事にじっくり取り組む時間が好きです。静かに佇む、存在を充実させるための時間。
実用の道具を生活の中で美しく楽しむことで、人と物との心豊かな関係を築いていきたい。
私にとって木との関わりは、生き方についての示唆に富んだもののようです

藤井慎介


藤井慎介プロフィール
1968年 静岡県に生まれる
1991年 武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業  1997年 長野県松本技術専門学校で木工を学ぶ
1999年 静岡県裾野市に工房を構える
2015年 テレビ東京「クロスロード」
2016年 BS朝日「緑のコトノハ」
毎年個展開催

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心と身体に優しいケータリング

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2021年9月 7日 (火)

江崎満ノ宇宙

月の作品展『江崎満ノ宇宙』を9月18日土曜日から9月27日月曜日まで期間中無休で開催いたします。
生きることのを豊かさを自由奔放に表現する江碕満さんが、奥能登与呂見村から、来廊です.命や魂がいっぱい溢れる大地の香りいっぱいの版画ややきもの作品展を開催いたします。心と身体に優しいケータリングもご用意してお待ちしています。 
くれぐれもご無理のないようお願いいたします。

ギャラリ-夢雲

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心 と 身 体 に 優 し い ケ ー タ リ ン グ

9/18(土) 
モハマヤバート(スパイス精進)
プレートスパイス精進ランチ 1,500円●キッズランチ 1,000円   
純菜食のスパイス料理です。小さなお子さんからご年配の方まで
召し上がっていただけます。要予約/ギャラリー夢雲

9/19(日) 
CAFE-NeKKO (オーガニック珈琲とビーガンワッフル)
限定ランチ・・ ネッコオーガニックミールス 1500円
農家さんから直接仕入れる美味しい有機野菜をつかったビーガン プレート。
要予約/ギャラリー夢雲

9/20(月) 
星降る谷の家「fufufu」
fufufuごはん 1200円 要予約/ギャラリー夢雲
無添加焼き菓子・ロールケーキ・ドリンクなどもご用意させて頂きます

9/21(火)
HOA BINH TABLE(ホットドッグ)
山のハム工房ゴーバルの無添加ソーセージでつくるホットドッグ、
無農薬有機自然栽培のベジサンドをその場で手づくり。
 

9/23(木)
おのまとぺ 
おのまとぺの竹籠ランチ1300円(数量限定)
秋のお菓子をお持ちします。
楽しい美味しいものお届けします。
要予約/ギャラリー夢雲

9/24(金)
333coffee 自家焙煎の珈琲
2019年9月9日オオサンショウウオの日にオーフン。
自称 大山椒魚愛好家。全国の生息地を訪ね、
よりすぐりのオオサンショウウオグッズを販売。
自家焙煎の珈琲屋。


9/26(日)緊急で、残念ながらメリメロの出店がなくなりました。

楽しみにしていただいていた皆様、申し訳ありません。

9/25、9/26は、残念ながらケータリングがありませんが、

お弁当等などおまちいただいて、室生のおいしい空気の夢雲で

江崎満展を楽しんでいただけたら嬉しゅうございます。

9/26(日

メリメロ ガレット・キッシュ・クレープ
フランス人店主が、本場の味と素材にこだわり、一枚一枚お焼きする 「ガレット」(そば粉のお食事クレープ)と
生地を味わう本場のクレープ

9/27(月) 
菜食ごはん休日ダイヤ
休日ごはんプレート1500円 要予約/ギャラリー夢雲
地元の旬の無農薬野菜や有機食材を使った酵素玄米のランチプレート。

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