2021身にまとう自然
2021年7月17日(土)~7月21日(日)
期間中無休 11:00〜18:00
ギャラリー夢雲
奈良県宇陀市室生向415
室生の里は緑が溢れライステラスも美しく、小鳥たちが楽しげにさえずっています。
コロナの関西の自粛で、ギャラリ-夢雲も2ヶ月以上休廊しておりましたが、やっと2021『身にまとう自然』を7月17日(土)〜7月26日(月)まで11時から18時まで。期間中無休で開催いたします。
プラネッタ代表の嶋田美由紀さんが、手作りの担い手であるタイの手作りの担い手である人々と対話を重ね、試行錯誤を繰り返しながらたどり着いた無農薬で育てられた綿花を摘んで糸を紡ぎ、機にかけて布を織らられたれたオーガニックコットン、ヘンプ素材のタオルや寝具、エプロンなどが届きます。
自然と犬をこよなく愛する楠ゆきえさんがつくる丁寧に磨かれた黒蝶貝と高瀬貝に150年もの長い時間を経て燻されたすす竹に合わせた,シンプルで美しい貝のアクセサリーとLittle Eagle - Kaorikoのさんメッセージ流行のものでなく、時が流れても愛されるもの。その人らしく輝くような、素朴で心も肌にもやさしいもの無駄に自然の資源を使わないもの。そして、いつか、それは自然に還るもの。Little Eagle -の優しく心地いい衣との、贅沢な作品展。
そして7月25日、日曜日夕方から屋外で、吟遊詩人ー 茶喜利 Chakkiriと舞人ー百Momohanaの共演で夕暮れyuugureMOON LIVEを開演いたします。
コロナ対策をとっての開催となりますのでご無理のないようにお願いいたします。
心と身体に優しいケータリングもご用意してお待ちしております。
Miyuki Shimada
[Profile]
1974
熊本に生まれる。
1994 武蔵野美術大学空間演出デザイン入学。
1996 新潟越後鵜沢のスキー、スノーボードレンタルショップバードランドにペイントをする。
1998 武蔵野美術大学空間演出デザイン科卒業。
1998 ニューエージトレーディング(ヘンプ製品専門ショップ/レストラン/卸業)に入社。
1998 ニューエージトレーディングのショップリニューアルを手がける。
1998〜2000 ニューエージトレーディングのレストランリニューアルを手がける。
2000 アクセサリーショップ(カサ・デ・プラタ)のニリューアルを手がける。
2001 チェンマイに移住。自然素材を使って、寝具、ランプシェード、インテリア小物を作り始める。
年間20カ所での日本全国で展示販売会を行なう。(2001〜2003年)
2003 タイ・東北部(イサーン地方)で織りを学ぶ。
2004 プラネッタ・オーガニカを通して、農村地域の女性との活動を通じ、システムづくりクオリティー向上を独自で生み出す。チェンマイ大学”Fai Gan mai”、Royal Project、SME(Society of Manufacturing engineers)、タイシリキット王妃の支援財団バーンサイ美術・工芸訓練センターのプロジェクトで、製品のクオリティー向上の指導と製品化に携わる。
2011 バンコクスクンビット店を開業。
2012 4年間、タイロイヤルプロジェクトでヘンププロジェクトの製品開発に携わる。
2018 内閣府「アジア・太平洋地域 輝く女性たちの多様な生き方・働き方」シンポジウムに選出され参加。
報告書:第1部 アジア・太平洋地域で輝く「架け橋女性」(PDF形式 5.67MB)
触りここち 着ここち 眠り心地を
『こんな心地の良い布があるなんて!』
昔ながらの工法。手紡ぎコットンや、ヘンプ素材を草木で染め、オリジナルの生地を製作しています。
手紡ぎ・手織で作ったコットンやヘンプのシーツ、ブランケットなどの寝具をはじめ、自然素材のウェア、定番の手紡ぎコットンのタオルや小物など、プラネッタ・オーガニカのオリジナルアイテムを実際手に取っていただける展示販売会です。
プラネッタ・オーガニカは、タイのチェンマイを拠点として、自給自足の生活を続けている人々の生活の一部である織物を残していけるように、そして、その土地や環境を汚さない方法で生産をしています。
生産者が心地よい環境で仕事をすること、個々の事業として長く活動が続けられる様に、一人一人がポリシーを持ったものづくりができる形態で活動を続けています
楠 ゆきえ
[Profile]
980年 嵯峨美術短期大学染織科卒帯図案 着物染色 テキスタイルの仕事に携わり伝統技法を学ぶ
1985年 より着物作品展始める
舞踏家、ソロダンサーの衣裳美術制作する
1987年 シュテルン誌に和紙のキモノ紹介(石舞台撮影)
1997年 より貝のアクセサリー展始める
1998年から2009年まで「風水土のしつらえ展」梅田大丸に出展
他ギャラリー個展、デパートの企画展など
2011年より各年ギャラリー夢雲
メッセージ
うつりゆく時のなかで
モノのカタチを正確に見るには、朝の光がいい
貝の表面にキズがあるかないかは、指の腹で探ればいい
山に日が沈む夕暮れ時
モノの映る影から調和を学ぶ
一つ一つ
モノゴトの運びに
自分の身を投じ
再び十三夜月を見上げ
繋がる喜びを重ねる
吾郷 薫子
profile
1960 年 島根で産声をあげ、神戸で育つアパレル、きもの、雑貨、店鋪などの企画会社を経てフリーになり、婦人服、店鋪などの企画、インテリアのスタイリングなどを行う。8 月 8 日、八ヶ岳で行われた "NO NUKES ONE LOVE" いのちのまつりにてホピの予言のメッセンジャーであるホピ族の長老トーマス・バンヤッケ氏(1999 年永眠)、などのネィティヴ アメリカンたちと出会う。結婚、出産第一子( 娘) を生後1か月で亡くす。今までの生活感が変化していき、いのちの尊さ、重さを感じはじめる。
今までの仕事に終止符を打ち、約 3 年間インディアンのクニ、タートルアイランド(亀の島)での放浪生活がはじまる。NY 州北部の山中にて仏舎利塔(ピースパゴダ)を建てる日本の仏教のお寺にてアジア人、白人、黒人、インディアンたちと共に手伝う。それが縁で、WALK in Prayer(祈りの行進)に参加。 その後、第 2 子の妊娠がわかり、日本に帰国。
阪神大震災 アパート半壊。愛知県西尾市に移り、出産に備えて罹災する。次女 旅生(りょお)出産。娘を育てる暮らしのなかから、気づいたこと、着せたいもの、などのアイデアをかたちにしはじめたことがLIttle Eagle 誕生とつながる。リサイクルウェアを中心に、リメイクアイテムやヘンプ素材のもの、身体、環境に優しい素材をさらに加える。日本の蚊帳(シャパニーズ・ヘンプ)素材を使ったリメイクなどを制作開始。残布、破布を利用したパッチワーク アイテムを展開していく。
その後、拠点をhawaii に移り、2年の休業の後、再開。現在ご縁のある全国のセレクトショップでの卸販売を中心に、春夏、秋冬の各地での展示会を行う。hawaii での生活の中でインスピレ-ションを受け、神聖な植物での薬草染めや、藍を流して染める流水藍などオリジナルの物づくりを行う。また、アーティストやダンサーなど舞台の衣装などを手がける。
「旅をする衣ー出会いをつむぐ布」
小さいいのちへ思う気持ちで始まったLittle Eagle。
この地球に生まれてきたいのちに
ただシンプルに生きてほしいと願い…
作り始めた一枚の衣が出逢いをつなぎ
気づきを与え
希望となり
私達に進むべき道を示してくれている。
流行のものでなく、時が流れても愛されるもの。
その人らしく輝くような
素朴で心にも肌にもやさしい自然素材のもの。
無駄に自然の資源を使わないもの。
そして、いつか、
それは自然に還るもの。
Little Eagle を通して
私たちに伝えられ 与えられる。
Little Eagle の道は
自分たちの生き方が問われる。
その道に、愛と誇りが感じられるように…
Loving&sharing
Kaoriko