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2022年3月 8日 (火)

2022キリムキリムと灯り

 

Ai

2022-キリムと灯り

SUFi   Osman Dagli
鍛冶師 川上真琴・河上知明
2022年3月26日(土)〜4月4日(月)
11時〜18時 期間中無休

庭には赤い薮椿と梅が咲き、水仙、ふきのとうが顔だし
待ちにまった春がちかづいてきました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか.
いつも温かく応援していただき、
優しいお心遣いをいただきありがとうございます。
冬眠しておりましたギャラリ-夢雲は春の訪れと共に
最初の企画展はを3月26日より4月4日まで開催いたします。

今年最初の企画展は、厳しくも豊かな自然の恵みを受け大地のエネルギーに満ち溢れたキリムをこよなく愛し、キリムの文化を楽しく伝えてくれるキリムの修復職人でもあるオスマンダールさんが、はるか遠い国 トルコ・イスタンブールからの来日です。

金属そのものがもっ 命や息づかいを表現する鉄とは思えない優しいラインで夢ある表現をする鍛冶師・河上真琴さんの灯り、河上知明さんの心に沁み入る澄んだ音の出る三昧琴。
二人の鍛冶師がつくる三昧琴の響きと、美しい灯りとトルコの大地で暮らす遊牧民が生活の必需品として、また嫁入り道具として、丹念に手間を惜しまず時間をかけ願いを込めて織り続けてきたキリム。キリムと灯り展、を平和の祈りを込めて開催いたします。
心と身体に優しいケータリングもご用意してお待ちしております。

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Osman DAGLI
オスマン ダール

<プロフィール>
1971年 キリムの産地で世界的に有名なトルコ・コンヤの田舎に生まれ、母や姉達が絨毯やキリムを織る姿を見ながら育つ。14歳の頃より修復の仕事を始め28歳で独立、トルコとアメリカのサンフランシスコにアトリエ店舗及び修復専門の会社を立ち上げる。2007年 大阪にキリムの専門店をオープン。2013年 トルコ・イスタンブルに移転、2021年 イスタンブル・スィルケジに再び移転する。又、日本全国でもキリムの魅力を伝える為展示会を重ねる。

 

<メッセージ>
十代から始めた修復の仕事はキリムに新しい命を吹き込むような作業です。販売の仕事はその命を委ねる人と出会うことです。人の往来が難しくなったこの二年は特に修復やメンテナンスの仕事に力を入れて過ごしました。ウールが使うほどに艶が増すように、お客様の手元でゆっくり育ってゆくキリムを思い描くのが私の楽しみです。この先、人々の暮らし方にも変化が必要となってくるでしょう。それゆえどんな時でも好きなこの仕事を誠実に愛情を込めて続けていけるようにと願っています。

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河上真琴

 

鍛冶師 
1989年石川県小松市生まれ。2011年金沢美術工芸大学製品デザイン専攻卒業。河上知明に師事し自宅工房あとりえ三昧亭にて鉄の造形を始める。現在あとりえ三昧亭代表として自然観察と空想を楽しみながら、全国のギャラリーで作品を発表している。

メッセージ
「雲、水面に走る模様、机の木目、庭に来る雀、雑草の葉っぱ、歩いている人の後ろ姿、ろうそくの火など、何かが目に留まって「あ、綺麗な形」と思う時には、何となく形の中に線が流れているように感じます。鍛鉄らしい生き生きと流れる線で、見ていて気持ちいいもの、場所の空気感が良くなるもの作りたいと思っています」

河上知明

1956年生まれ。
真っ赤に燃える鉄を打つというプリミチィブな行為に魅せられ鍛冶師になる。
長年の創作活動の後、今は冬限定の鍛冶師として三昧琴の響きを生み出している。

メッセージ
「僕の部屋から霊峰白山が望めます。
毎年、白山がうっすらと雪化粧をしたのを合図に三昧琴という楽器の制作準備に入ります。
そして正月明けより三昧琴を産み続け、春には産み終わります。
出来立てほやほやの三昧琴の響きを、どうぞお楽しみください」

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