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2021年11月

2021年11月12日 (金)

幻の古陶 珠洲焼・中山達磨陶展

賛助作品・ヤマモト實/日本画

2021 11/20 Sut→11/29mon
期間中無休11:00〜18:00
会場:ギャラリ-夢雲
奈良県宇陀市室生向渕415
Tel:0745-92-3960
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室町末期、奥能登珠洲からこつ然と姿を消した幻の古陶・珠洲焼を四二年前に珠洲焼の復興に情熱を注ぎ再興した陶芸家、中山達磨氏の『珠洲焼ー中山達磨陶展』と、賛助作品に自然の草花や小さな生き物から受けた感動を現実と夢想を交えて描き、最近は金箔、銀箔を取り入れた装飾空間の中に楽園を夢見て、こころのフィルターを通して表現でするヤマモト實さんの作品とのふたり展を、 一一月二十日(土)より一一月二九日(日)まで無休で開催いたします。

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石川・珠洲市周辺では地震が相次いでいて、九月も震度五弱を観測する地震が発生するなど、すでに年間の地震の発生回数が最多となっています。中山さんの工房も窯の煙突の修理が必要でしたが、大変な中ご無理をお願いして通常どうり作品展をしていただけることになりました。中山達磨さんの珠洲焼の作品群が夢雲に届きます。
灰被や自然釉の器や壺は灰黒色の落ち着いた美しさを醸し出し、ダイナミックの中に繊細、古風な中にモダン素朴の中に品格のある焼きもので、ビールの泡が細やかで、水がいつまでも澄み、野の花がとてもよく似合います。
室生の山々が美しい時期に開催いたします。中山達磨・ヤマモト實二人展にご高覧頂ける事を楽しみにしております。心と身体に優しいケータリングもご用意してお待ちしております。
                  ギャラリ-夢雲 山脇優喜美

 

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珠洲焼
珠洲焼は須恵器の流れを汲む焼物で、平安から鎌倉、室町時代にかけて珠洲各地で焼かれた.戦国期に忽然と姿をけし,考古学会でも謎の古陶とされていたが、昭和入ってからの研究により「珠洲焼」と命名された、昭和52年に、約400年の眠りを得て珠洲焼を復興。中山 達磨氏は42年前に珠洲焼の再興に情熱を注いでこられた。
中山達磨氏ががつくる高温還元でやきしめられた珠洲焼は. 幽玄ともいえる灰黒色の落ち着いた美しさを醸し出しダイナミックの中に繊細、古風な中にモダン、 素朴の中に品格のある焼きものがある。野の花が似合い、使い込むほどに味わいのます焼きものである。


わからんから
迷いながら
試しながら
壊しながら
つくる


珠洲飯塚窯 suzuiizukagama
中山 達磨 Nakayama Tatsuma
1952年 金沢市生まれ
1976年 九谷工芸高等訓練校卒業
1978年 珠洲市陶芸実習センター入所
1982年 珠洲飯塚窯開窯
1982年 石川の伝統工芸展入選
1983年 現代美術展入選
1983年 全国植樹祭で「燻べ焼花生」天覧の栄に浴す
1983年 石川の伝統工芸展入選
1984年 石川の伝統工芸展入選
1988年 〜京都・奈良・大阪で個展
2013年 石川県伝統産業優秀技術者・功労者表彰を受ける

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自然の草花や小さな生き物から受けた感動を現実と夢想を交えて描いています。
また、最近は金箔、銀箔を取り入れた装飾空間の中に楽園を夢見ています。

 

画歴
1952年 大阪に生まれる
    京都市立芸術大学日本画専攻科(現 大学院)修了
1977年 第1回京都日本画選抜展 京都府買い上げ
1978年 第2回京都日本画選抜展 出品 日展初入選
1984年 第9回 京都美術展 奨励賞
     第3回 山総美術公募展 佳作賞
1994年 第5回記念 川端龍子賞展 入選
他 多数入選 東京 奈良 大阪にて個展開催

 

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心と身体に優しいケータリング

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