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2019年3月26日 (火)

生命の光ー田中モハン・荒川尚也・勝水喜一

手織り絨毯シェヘラザードコレクション×勝水喜一の木工×荒川尚也のガラス

2019年初めての作品展を3月30日より開催いたします。
シェヘラザードの田中モハンさんが夢中になり、長い年月愛情をかけて収集してきた手織り絨毯、丹念に手間を惜しまず純粋な思いや願いを込めて、3千年昔より一結び一結び思いを込めてつくられてきた絨毯のシェヘラザードコレクションと、タンチョウが降り立ち、シャケが産卵するチチャップ川のほとり 阿寒の森で活動する、木工作家であり自然栽培農家でもある勝水喜一さんの美しい木工(椅子やテーブル、木皿など)の作品と、丹波町の和知の水に恵まれた山里で砂から熔かしてガラスを作る、荒川尚也さんの時間の流れがやどす清流のような透明感のある美しいガラスの作品との三人展。2019年最初の夢雲の作品展を平和の祈りを込めて開催致します。春到来で虫や鳥、草木もワクワク.喜びに満ちた室生の里、ギャラリ-夢雲にご高覧頂けるのを,楽しみにお待ちしております。皆様のご健康とお幸福祈っております。

手織り絨毯ーシェヘラザードコレクション×勝水喜一の木工×荒川尚也のガラス
3月30日 ~4月8日
11時〜18時 期間中無休
ギャラリー夢雲
〒633-0316 奈良県 宇陀市室生向渕415

 

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田中 モハン Mohan Tanaka (Mohan Mirchandani)

プロフール

1950年 スリランカで生まれる

1952年 父の仕事(綿の輸出)のため日本に移住
1971年 米国ノートルダム大学経済学部卒業
1971年 布地、生地、紅茶等の輸入業を始める
1975年 英国オックスフォード大学 大学院にてインド哲学を勉強
1978年 京都府京北町にて自然農法による農業に従事する
1986年 香港にて絨毯の師匠に出会い本格的に絨毯を学ぶ(祖父が絨毯並びに
宝石商のため絨毯は折に触れていた)
1989年 神戸でシェヘラザード設立 現在に至る
http://sherazade.jp/about/

写真の説明はありません。

メッセージ

オールドやアンティークの絨毯を扱っていてふと最近「人が絨毯を選んでいるのではなく絨毯自身が行きたい所を選んで行くのでは?」と感じることがあります。

絨毯を求めて各地をめぐり、一枚の絨毯に出会うのにいろいろなストーリーがあり、またその絨毯がお嫁に行くように縁のある人の所に行く。
人間よりも寿命の長い「物」の不思議さを感じています。
ペルシャの個性満載なオールドギャッベをはじめトルコ、アフガニスタン、南ロシアのコーカサス地方、チベットに中国、ウィグル族等のひと結び、ひと結び丁寧に時間をかけて織られ、三千年昔から織り継がれ、幾世代にも渡って受け継がれている手織りの絨毯。
お部屋に心地よい空間をつくり、癒しをくれる絨毯。
座ったり寝転んだりと実際に手に取って手仕事の暖かさ、楽しさ、何かの縁を少しでも感じて頂ければ幸いです。
Mohan Tanaka (Mohan Mirchandani)

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荒川尚也  Naoya Arakawa
プロフール
1953年 京都市生まれ。
1978年 北海道大学 農学部 卒業
札幌の豊平ガラスに入社。吹きガラスの技術を学ぶ。
1981年 京都府京丹波町細谷にて晴耕社ガラス工房を始める
1995年 京丹波町中山に工房を移転。

 

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メッセージ
ひとつ作るたびに何かを感じ、その積み重ねの中からまたひとつ作る。近頃、より透明なガラスを熔かすようになってきた。
科学や工業が生まれるはるか昔から、人はガラスを吹いて器を作ってきた。
しかしガラスの世界も工業化が進み、多量のガラスが人の暮らしの中に溢れている。そのガラスは機能的で優れたデザインのもの多い。でも僕は何か物足りなさを感じる。

川や森、空や海など自然から与えられ、感じてきたもの。なにかそれと同質のガラスが欲しいいと思った。さめて冷たくなったガラスからデザインするのではない。熱く熔けたガラスの動きを感じながら吹いていく。その中で生まれるものに可能性がある。

荒川尚也

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勝水喜一
プロフール 
1959北海道釧路市生まれ
1983東京造形大学デザイン科卒業
1989飛騨地方にて大工として弟子入り大工職とともに日本建築在来工法のディテールを手掛りとした家具の作を開始
1993釧路市阿寒町にて麓工房開設
2003ファニチャー・ソサエティー・フィラデルフィア・カンファレンス参加・出展
2009シタカラ農園を立ち上げ、自然栽培の野菜を生産出荷
木工と農業の2面からの活動を模索

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ンチョウが降り立ち、シャケが産卵するチチャップ川のほとり 阿寒の森で活動する、木工作家であり自然栽培農家でもある勝水喜一さんの美しい木工(椅子やテーブル、木皿など)の作品が届きます。
期間中ずっと在廊予定です♡
メッセージ
樹木が板になってそこに在る。
丸太と出会い、見立てて挽いた結果の板。
重みのあるその板に、矩形を墨する。
「四角い」ってなんだろう。
ノミで四角く掘ってみると立体が生まれ、
「そこに在る板」では無くなり、新たな重みと広がりをみる。
今度は板には気付かれない様に、静かに深い矩形をしるしてみた。
「そこに在る板」は残り、断層から新たな宇宙も始まる。
勝水喜一

 

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2019

 

春の訪れに喜びに満ちたギャラリ-夢雲の

心と身体に優しいケータリング

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