耶馬渓の自然と宇宙のかけら展
一年の感謝こめて夢雲の二〇一七年最終の作品展を開催い
たします。銘木や杉、ひのきの木片などをチェンソーを使
って漆や草木で染めた温かく味わい深い木の器やテーブル
などをつくるへたへた工房の中島信男。木と共に生き、木
の生命の温もりを感じる座って心地よい椅子をつくる、椅
子工房MOKU・MOKUの二代目藤野祐一の世界。 耶馬溪の自然と共に暮らす2人の作品と耶馬渓をはじめ、
旅先の自然の中で過ごす時間から作品のインスピレーショ
ンを得てきた版画家の森ひろこの柔らかで温く 深く優しく心に光を放つ作品と織りなす『耶馬渓の自然と
宇宙のかけら展』を十二月十七日(日)〜二六日(火)ま
で十日間無休で開催いたします。
心と身体に優しいケータリングもご用意してお待ちしてお
ります。
奈良でカフェをされていた章子さんがMOKU・MOKU
の藤野祐一さんと結婚され、地元の無農薬小麦粉を主に、
味わい深いお菓子を作って森の中の手作り工房『うりぼう
』を再開される。今回夢雲のケータリングに出店いただき
藤野祐一
PROFILE
1971年耶馬溪生まれ。
飛騨高山の専門学校で2年間木工の基本を学ぶ。その後山梨にて仲間3人と家具工房を設立。15年間制作担当として腕を磨く。2012年帰郷しクラフトモクモク2代目として勤めの傍ら椅子作りに勤しむ。
挨拶文
3度目の参加となります今回の作品展。幾分もの作りと素直に向き合えるようになれた気がします。慌ただしく流れていく時間の中で、ふと立ち止まって眺めてしまう風景。耶馬溪の自然。数々の動植物が織り成すひとつの世界。そんな一脚が産み出せればと思います。
Profile 森ひろこ
1975年大阪生まれ。2000年渡英後、絵を志す。2005年、ケンブリッジスクールオブアート、イラストレーション科卒業。帰国後、毎年個展を開催。
版画やコラージュを組み合わせて作品を制作。ここ数年、素朴で温かく、自由な表現Romanesqueの美に魅せられ、紙を使って、モザイク技法を作品に取り入れることを新たに試みている。
独自のアイデンティティを生み出すために、異国の歴史や文化に触れ、そこで暮らす人たちに接し、優れた芸術作品を体感することに時間を費やした今年の夏。旅の終わりに、ある覚悟のようなものが見えてきた。
それは自分の中にある変わらないでいいところを認める勇気を持つこと。
そしてこれからも旅を続けることで本当の自分に出会い、もっと自由に表現できるカタチを追求したい。帰国後の作品制作の中で、経験によってしか生まれてこないものが自分らしさだと実感できた。奇跡のような出会いと時間から生まれた作品を通して、感じていただけることがあれば幸いです。
中島信男
Dm用写真送ります。コメント・・・今まで意識して使わなかったヒノキとか杉とか、柔らかい材料を多く使うようになった。使えないと思っていたのは、こちらに使う知恵がなかったのだろう。友人からいただいた吉野ヒノキは、片口からスプーンまでなんにでも使えた。
杉の厚板は、テーブルの天板に。チェンソーで仕上げ。植物で染め、蜜蝋で磨いた。脚は、白く、奇数にした。面倒ではあるが楽しめた。以上です。
今まで意識して使わなかったヒノキとか杉とか、柔らかい材料を多く使うようになりました。使えないと思っていたのは、こちらに使う知恵がなかったからでしょう。友人からいただいた吉野ヒノキは、片口からスプーンまでなんにでも使えました。
杉の厚板は、テーブルの天板に。チェンソーで仕上げ、植物で染め、蜜蝋で磨きました。脚は、白く、奇数にしました。面倒ですが、面白いものができました。
ワンちゃんのおやつ
銀木犀で提供いたしております紅茶葉などの物販もございます。
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