生命の樹 -ギャラリ-夢雲20周年記念展
夢雲の庭にしだれ桜とこぶしが咲きました。室生の里は山も鳥も草木も動物も優しく光り輝いています。
お礼がおそくなりすぎましたが、、、、
2017年20周年を迎えたギャラリー夢雲の最初の作品展「生命の樹 』-手織り絨毯×勝水喜一の木工×荒川尚也のガラスの作品展、無事、終了いたしました。
遠路大勢のお客様が連日お越いただき,優しいお心遣いいただきありがとうございました。 心より感謝申し上げます。
田中モハンさん、佑美芸さん、毎日神戸から夢雲に通っていただき、ほんとにご苦労様でした。長い年月愛情をかけて収集してきた手織り絨毯とモハンさんのお話に魅了され、何日も通ってお越いただいたお客様が何人もおられました。 阿寒の森で活動する、木工作家、勝水喜一さんは全日、夢雲に在廊いただき、大地や樹木の声を聞き、木材を裁断、ゆっくりと時間をかけての乾燥、全て一人でこなし椅子やテーブルは、多くの方に感動いただきました。今回、砂から熔かしてガラスを作る、荒川尚也さんに初参加いただき、荒川さんの深い志にふれ、清流のような透明感のある美しい荒川さんのガラスの作品を堪能させていただきました。ケータリングでは、夢雲初出店のフランス人店主シルバンさんの「ガレット」やキッシュ、自家焙煎のオーガニック珈琲のCAFE NEKKO カフェネッコさん、スパイス精進モハマヤバートさん、優しいおいしい『おのまとぺ』さん、夢雲のまかないにいつもお世話になっているうとうとさん、夢雲スタッフ、岡麻衣さん、プロ顔負けのおいしいまかないをつくる伊藤真崇さん、その他大勢の皆さんにいつも真心こもった応援いただきありがとうございました。心より感謝申し上げます.
心に響く作品展がお届け出来るよう心尽くしてまいります。 本年もよろしくお願いもうしあげます。
お礼がおそくなりすぎましたが、、、、
2017年20周年を迎えたギャラリー夢雲の最初の作品展「生命の樹 』-手織り絨毯×勝水喜一の木工×荒川尚也のガラスの作品展、無事、終了いたしました。
遠路大勢のお客様が連日お越いただき,優しいお心遣いいただきありがとうございました。 心より感謝申し上げます。
田中モハンさん、佑美芸さん、毎日神戸から夢雲に通っていただき、ほんとにご苦労様でした。長い年月愛情をかけて収集してきた手織り絨毯とモハンさんのお話に魅了され、何日も通ってお越いただいたお客様が何人もおられました。 阿寒の森で活動する、木工作家、勝水喜一さんは全日、夢雲に在廊いただき、大地や樹木の声を聞き、木材を裁断、ゆっくりと時間をかけての乾燥、全て一人でこなし椅子やテーブルは、多くの方に感動いただきました。今回、砂から熔かしてガラスを作る、荒川尚也さんに初参加いただき、荒川さんの深い志にふれ、清流のような透明感のある美しい荒川さんのガラスの作品を堪能させていただきました。ケータリングでは、夢雲初出店のフランス人店主シルバンさんの「ガレット」やキッシュ、自家焙煎のオーガニック珈琲のCAFE NEKKO カフェネッコさん、スパイス精進モハマヤバートさん、優しいおいしい『おのまとぺ』さん、夢雲のまかないにいつもお世話になっているうとうとさん、夢雲スタッフ、岡麻衣さん、プロ顔負けのおいしいまかないをつくる伊藤真崇さん、その他大勢の皆さんにいつも真心こもった応援いただきありがとうございました。心より感謝申し上げます.
心に響く作品展がお届け出来るよう心尽くしてまいります。 本年もよろしくお願いもうしあげます。
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手織り絨毯×勝水喜一の木工×荒川尚也のガラス
2017年3月25日(土)〜4月2日(日)
期間中無休
余寒お見舞い申し上げます。
夢雲を、いつも温かく、応援していただきありがとうございます。
夢雲コレクション展では、寒い中風工房にお越しいただきありがとうございました。
心より感謝もうしあげます。
ギャラリ-夢雲での今年最初の作品展がはじまります。
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シェヘラザードの田中モハンさんが夢中になり、長い年月愛情をかけて収集してきた手織り絨毯と、タンチョウが降り立ち、シャケが産卵するチチャップ川のほとり 阿寒の森で活動する、木工作家であり自然栽培農家でもある勝水喜一さんの美しい木工(椅子やテーブル、木皿など)の作品と、丹波町の和知の水に恵まれた山里で砂から熔かしてガラスを作る、荒川尚也さんが初参加いただき,人の息遣い、自然と同質の揺らぎ、時間の流れがやどす清流のような透明感のある美しい荒川さんのガラスの作品が加わっての2017年最初の夢雲20周年記念展『生命の樹』を開催致します。虫や鳥、草木もワクワクする春到来のギャラリ-夢雲にご高覧頂けるのを,楽しみにお待ちしております。
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シェヘラザード
シェヘラザード
時間が作り出す絨毯の「景色」
なぜアンティーク、オールドの絨毯にこだわるか?
ペルシャ絨毯は踏めば踏むほど良くなると言われます。
絨毯を長年使っていくと足先で研磨されることにより革のように柔
らかくなりつやも出てきます。
染に関しても新しい間は均等に見えますが、手紬の糸は厳密には均
等に染まらないため、時間が経つにつれに本来の染むらが出て味わ
いが出てきます。
鉄分の多い染は空気によって”酸化“し自然に減ってきます。
このような微妙な変化はたとえるなら日本の陶磁器の「景色」のよ
うな味わいです。
3千年昔より一結び一結び手でつくられていく絨毯
人にそれぞれの個性があるように絨毯にもその一枚一枚にそれぞれ
の「景色」があります。
この「景色」をぜひ手に取って味わっていただければ幸いです。
シェヘラザード /田中 モハン
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田中 モハン Mohan Tanaka (Mohan Mirchandani)
1950年 スリランカで生まれる
1952年 父の仕事(綿の輸出)のため日本に移住
1971年 米国ノートルダム大学経済学部卒業
1971年 布地、生地、紅茶等の輸入業を始める
1975年 英国オックスフォード大学 大学院にてインド哲学を勉強
1978年 京都府京北町にて自然農法による農業に従事する
1986年 香港にて絨毯の師匠に出会い本格的に絨毯を学ぶ(祖父が絨毯並びに
宝石商のため絨毯は折に触れていた)
1989年 神戸でシェヘラザード設立 現在に至る
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「行雲流水
雲と水。そして熔けたガラスも流体として振る舞う。
水墨がを描くように,自分も風になってガラスを吹く。
平等院の雲中供養菩薩が乗っておられる雲が手本となる」
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荒川尚也
自然の光の中、無色透明のガラスには周囲の景色が映り込んでいる。
その像は光とともに揺らぎ、ガラスに表情をつくる。
光の動きは移りゆく時間の現れだ。
ガラスの器は光の器であり時の器でもある。
水にも味が有るように、無色透明のガラスも様々な味わいがある。
最近、杜氏が米を磨ぐように、珪砂を磨ぐようになった。
具体的には珪砂などの原料から鉄分などを取り除く作業のことだが、
それはガラスの透明度のためだけでなく、自分の感性を磨ぐための作業でもある。
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荒川尚也
【略年譜】
1953 京都市生まれ
1978 北海道大学農学部卒業
(有)豊平ガラス工場(札幌市)入社 巳亦進治氏に師事
1981 京都府京丹波町細谷にて 晴耕社ガラス工房を始める
自家調合のガラス生地を使い、宙吹きガラスの器を中心に制作
1995 新工房を現在地に移設
キャストや金属を使った作品の制作も始める
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勝水喜一
勝水喜一
http://www.k3.dion.ne.jp/~roku-kk/
農業を始めてから天気を気に留める習慣が身に付いて来た。それまでも無関心でいた訳ではないが、農を営むとなると天気が生活に直結する。最近はその振れ幅が大きい。昨年は6月の遅霜に続く幾度もの大雨、その後、四つの台風が連続して道東にやって来た。
自然の振る舞いに恐れを抱き始めると、気候変動に対し自分は何が出来るのかと問う前に、天に許しを請い豊作を祈願する気持ちが素直に湧いてくる。その気持ちは、手にした木のフォルムへ静かに注がれ、確かに刻みながら春を待つ。
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勝水喜一
略歴
1959 北海道釧路市生まれ
1983 東京造形大学 デザイン科 卒業
1989 飛騨地方にて大工として弟子入り
大工職とともに日本建築在来工法のディテールを手掛りとした
家具の作を開始
1993 釧路市阿寒町にて麓工房開設
2003 ファニチャー・ソサエティー・フィラデルフィア・カンファレンス
参加・出展
2009 シタカラ農園を立ち上げ、自然栽培の野菜を生産出荷
木工と農業の2面からの活動を模索
2011 京都市立芸術大学 漆工研究室 客員研究員(栗本氏に師事)
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夢雲初出店のフランス人店主シルバンさんが、本場の味と素材にこだわり、一枚一枚手焼きする「ガレット」(そば粉のお食事クレープ)。その他リッチな味わいのキッシュや、卵・乳製品不使用のベジクレープ等。枠にとらわれず「美味しいもの」をお届けするメロメロ、モハマヤバート、オノマトペ、カフェネッコ、心と身体に優しいケータリングもご用意して2017年最初の作品展『生命の樹』春到来の室生の山里にある夢雲を楽しんでいただけたら幸せです。
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