« 余寒お見舞いもうしあげます。 | トップページ | 『南蛮と白磁』森岡成好・森岡由利子陶展 »

2016年3月 9日 (水)

遊牧民の祈り 『キリムと灯り』


長らく冬眠しておりました夢雲も春の訪れと共に、出発いたします。

室生の里は椿の赤い花、さんしゅうの黄色、梅の桃色と白い花だ咲き,  

小鳥たちも楽しげにさえずっています。まちに待った春がやってきました。

夢雲を、いつも温かく、応援していただきありがとうございます。

2016年,夢雲にお越し頂けるのを,楽しみにお待ちしております


SUFi   Osman DAGLI
鍛冶師 河上知明+河上真琴
    キャンドル さとうたかみ
2016・3/25(Fri)〜4/3(Sun)
11.00〜18;00  期間中無休
キリムをこよなく愛し、キリムの修復職人でもあるオスマン ダールさんが、はるか遠い国 トルコ・イスタンプールからの来日です。トルコの大地で暮らす遊牧民が生活の必需品として、また嫁入り道具として、丹念に手間を惜しまず時間をかけ願いを込めて織り続けてきたキリム。厳しくも豊かな自然の恵みを受け大地のエネルギーに満ち溢れたキリムと金属そのものがもっている 命や息づかいを表現する鍛冶師・河上知明さんがつくる心に沁み入る澄んだ音の出る三昧琴の響きと、と夢雲では3回目の参加の河上真琴さんのつくるユーモアのある若いエネルギーに溢れた美しい灯りとの共演。『キリムと灯り』展を、2016年、最初の作品展を春を迎えたギャラリー夢雲で、平和の祈りを込めて開催いたします。
                    ギャラリー夢雲 山脇優喜美 
2016a_2     
20162_2                                   
メッセージ
どんなに毎日眺めていても新しい発見と感動を与えてくれるキリム。思いを馳せるのは、厳しい自然の中で慎ましくも豊かな暮らしを育んできた人々のこと。母から娘に伝えられたモチーフに込められる願い。生活用具でありながら暮らしを彩る喜びに満ち溢れた豊かな手仕事、キリム。
そんなキリムをお客様が家族として迎え入れて下さった様子を伺うのが、私の何よりの楽しみです。イスタンブールへ拠点を移した現在も、こうして日本に帰ってくることができ幸せに思っております。トルコでは、年々古いキリムを探すのが困難になってきました。そんな中、手元にやってきたキリムを最高のコンディションでお嫁に出すことが、私の使命だと思えてなりません。
                                                                 オスマンダール
 
6a   
プロフィール
SUFi OSMAN DAGLE オスマン ダール
1971年 キリムの産地で世界的に有名なトルコ・コンヤの田舎に生まれる。
母や姉たちが絨毯やキリムを織る姿を見て育つ中、14歳の時にキリム・絨毯の修復職人としての仕事をスタートさせる。その後、コンヤに「スーフィ・オリエンタル・ラグズ」を立ち上げ、主にアメリカとの輸出入業を中心に活動する。
2007年 大阪市北区西天満にトルコキリムの専門店 SUFi(スーフィ)をオープン。日本全国で展示会を重ねる。
2013年 大阪からトルコ・イスタンブールへ移転。世界中から訪れるお客様にトルコの素晴らしい手仕事・キリムを紹介しながら、現在も年に二度来日し日本全国でキリムの魅力を伝えている。
6
河上真琴
プロフィール
1989年生まれ、鍛冶師。2011年金沢美術工芸大学製品デザイン専攻卒業。父/知明に師事し、あとりえ三昧亭にて制作に励んでいる。部屋や玄関の片隅にて目を楽しませ、日々の潤いとなるような、またインテリアに洒落たアクセントを添え、住まいがキリリと引き立つような作品を目指している。前回のキリムと灯り展からあっという間の二年でした。                   ギャラリー夢雲の作品展は僕にとって定点観測のようなところがあって、二年間で作品と自分がどう変わったのかが明らかになる舞台だと思っています。この二年で大きな作品は身の丈を超える花台や看板、繊細なものは仕掛け燭台に魔女の燭台と、多くの仕事に取り組みました。全ての作品を持ってくることは出来ませんが、培った経験によって前回より少しだけ変化した作品達を楽しんで頂けたらと思っています。
河上知明
プロフィール
1956生
29才に独立。以後、幾千もの燭台を創りつづける。近年は三昧琴(ざんまいきん)という独自の打楽器づくりに専念している。僕は近年、三昧琴だけをつくっています。しかも冬の間だけ。三昧琴づくりは、チタニウムを黄色に熱してひたすら、ハンマーで打ち込みます。その行為は、ただただ喜びです。
生まれた三昧琴をそっと響かせると、澄んだ美しい世界が心の中に広がります。春の夢雲
で、三昧琴と響きあっていただけたら幸いです。
2016
6
スパイス精進モハマヤバート
Photo1
「夢雲はなれ」にて
スパイス精進モハマヤバート が11:30〜15:00頃までオープンいたします。
3/25.26.27〈金土日〉
4/1.2.3〈金土日〉
◇スパイス精進モハマヤバート
スパイス精進ランチ   1500円
キッズランチ             1000円
メッセージ
春がやって来ました。
草花の芽吹く香りが、あちらこちらからし始めました。
モハマヤバートでは夢雲期間中の金土日をオープンして、お客さまをお待ちしております。
季節の味わいや
季節の香りを
少しでも楽しんで頂けますように
心と体に優しいスパイス精進プレートをご用意してお待ちしております。
カレーに辛味は使っていませんので
小さなお子さんからご年配の方まで、安心して召し上がっていただけます。
皆さまの美味しい笑顔に出会えますように。
CAFE NEKKO カフェネッコ
601653_379476505490332_549015471__3
◇CAFE NEKKO カフェネッコ
3月27日(日)
自家焙煎のオーガニック珈琲と
大地に根ざした美味しい食べ物を。
おのまとぺ
Jpg_2_2
Dec34de01c4647ba921dbf932fc9b52f
「おのまとぺ」
3月30日(水)3月31日(木)
ご飯とパンのハーフ&ハーフ弁当ー1000円
とお菓子をお届けします。
(数量限定ですのでなくなり次第終了します。)
お弁当は,出来れば要予約(数量限定)
「夢雲」で過ごす時間の中に、
心弾むお弁当やお菓子もご一緒させてもらえればと思います。

|

« 余寒お見舞いもうしあげます。 | トップページ | 『南蛮と白磁』森岡成好・森岡由利子陶展 »

文化・芸術」カテゴリの記事

お知らせ」カテゴリの記事

食事会」カテゴリの記事

料理」カテゴリの記事

文化 芸術」カテゴリの記事

作品展のご案内」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 遊牧民の祈り 『キリムと灯り』:

« 余寒お見舞いもうしあげます。 | トップページ | 『南蛮と白磁』森岡成好・森岡由利子陶展 »