『生命の樹』勝水喜一の木工と手織り絨毯展
庭には、さんしゅうが黄色の花を咲かせ、梅の花も咲き始め、
室生の里も,まちに待った春到来です!!
長らく冬眠しておりました夢雲も春の訪れと共に、出発いたします。
夢雲を、いつも温かく、応援していただきありがとうございます。
本年もよろしくお願い申しあげます。
作品展のご案内
シェヘラザードの田中モハンさんが夢中になり、長い年月愛情をかけて収集してきた手織り絨毯と、タンチョウが降り立ち、シャケが産卵するチチャップの川ほとり 阿寒の森で活動する、木工作家であり自然栽培農家でもある勝水喜一さん美しい木工(椅子やテーブル、木皿など)の作品展、
『生命の樹』を2015年3月27日(金)〜4月5日(日)まで期間中無休で開催いたします.春!室生の里は鳥も草木も動物も幸せに満ちあふれる時,ご高覧いただけるのをどきどきしてお待ちしております。
3月28日(土).29日(日)はCafe Nekko カフェネッコ
4月4日(土).5日(日)は■おのまとぺの出店があります。
ふんわり春のお弁当やお菓子が届きます。
ギャラリー夢雲
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樹は命や知識を表します。
茎は水路を表し、葉は畑、実りを表す。葉が落ち、葉が生え、無限の再生(永遠の証し)。生命の樹は天国への階段とされている。絨毯の文様は遊牧民や部族の人たちの普段の生活の中から生まれたもの。花にたとえた魔除けのオオカミの足跡、子孫繁栄の祈りを込めた鳥、蓮には永遠の命、情熱を表す赤いバラなどなど。絨毯には祈りやシンボル、さまざまな光景が織り込まれています。三千年に渡って織り継がれてきた時をぜひ手に取って楽しんでください。
田中 モハン
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自然と向き合い、生きる糧を模索する。
大切な根っこは、木工も農業も一緒です。
数寄という言葉があります。そこには日本の深い精神性があります。
数寄の『寄』は、「奇をてらう」の「奇」ではなく、「奇数」の「寄」を意味します。「自然界の完成された美から見ると、まだまだ半端(未熟)な己を知り、宇宙の摂理に学びなさい。」ということです。
自然素材を扱う木工と自然栽培の農業は、どちらも自然そのものではありません。
そしてまた自然界も完成に向かっている途上であるとも言えます。
人の営みの核心を、自然と共に歩み学ぶ日々です。
勝水 喜一
略歴
勝水 喜一
1959 北海道釧路市生まれ
1983 東京造形大学 デザイン科 卒業
1989 飛騨地方にて大工として弟子入り
大工職とともに日本建築在来工法のディテールを手掛りとした
家具の制作を開始
1993 釧路市阿寒町にて麓工房開設
個展・グループ展多数
ファニチャー・ソサエティー・フィラデルフィア
・カンファレンス参加・出展
2009 シタカラ農園を立ち上げ、自然栽培の野菜を生産出荷
木工と農業の2面からの活動を模索
2011 京都市立芸術大学 漆工研究室 客員研究員
HERZADE ORIENTAL CARPETSーシェヘラザード コレクション
悠久の歴史を超え,草原と砂漠という荒涼たる厳しい自然の中に暮らす遊牧民が祈りや夢をこめて幾世代にもわたって織り継がれてきた手織り絨毯展。
シェヘラザードの田中モハンさんが夢中になり、長い年月愛情をかけて収集してきた手織り絨毯,ペルシャのギャベをはじめアフガニスタン、ウズベギスタン、南ロシアのコーカサス地方、チベットに中国、ウイグル族等の織り継がれてきたアンティーク,並びにオールド、現代作家絨毯をお届けします.
プロフール
Mohan Tanaka
1950年 スリランカで生まれる1952年 父の仕事(輸出業)
のため神戸に移住
1971年 米ノートルダム大学経済学部卒業
1971年 布地、生地、紅茶等輸入業を始める
1975年 オックスフォード大学大学院に てインド哲学を勉強
1978年―1985年 京都府京北
町にて自然農法における農業に従事する
1996年 香港にて師匠に出会い本格的に絨 毯を学ぶ
(祖父が絨毯並びに宝石商で折に触れていた)
1989年 シェヘラザード設立 現在に至る
3月28日(土).29日(日)
■Cafe Nekko カフェネッコ
自家焙煎のオーガニック珈琲と、植物素材のスウィーツ&ドリンク
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プロフィール
CAFE NEKKO カフェネッコ
大地に根ざした美味しい食べ物を。
カフェネッコのコーヒーは世界のオーガニック&フェアトレード基準の、標高1000~2500mの山々で栽培されているものの中から厳選したスペシャリティコーヒー生豆をこだわりの自家焙煎しています。
4月4日(土).5日(日)
■おのまとぺ
春のお花見弁当と、ふんわり春のお菓子をお届けします。
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