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2011年7月11日 (月)

2011 こばやしゆう+ 笠井秀郎

こばやしゆうArt Works + 笠井秀郎Hand Blown Glass

Dma

いつものように
こばやし ゆう展@夢雲  
20117/22(金)〜7/31(日)
11:00〜18;00期間中無休

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◇こばやしゆう yu-kobayashi
 http://tchaw.exblog.jp/
○こばやしゆう(yu-kobayashi)「陶で作るかたち。 絵」
 http://www.youtube.com/watch?v=JnzzXJPsA1E

窯焚きをした。
私はうろつく。窯の周りを。
その扉を開けるのが待ちきれなくて。

温度が下がるまで、もう少しもう少し。
のぞき穴の小さい蓋を開けて見る。
ライトを照らして覗いてみる。

もしかして、凄くいいかも。
もしかしてまるきりだめかも。

数え切れないほど焼いているのに、
この瞬間に鼓動する。
片思いのあの人に会いたいのに、
会えば逃げ出したくなるような。
もうほとんど、逃げ腰で。

土の塊から形ができて、削って磨いて釉をかけ。

作りかけのモノに手を加える間、
息を止めているんだよ。無意識に。

きっと私の息は手の中のそれに流れゆく。
私の呼吸の半分がモノに吹き込まれていくように。

さっきまで、
それは私だけしか見えなかったのに、
息が流れていってカタチが現れてきて、
やっと現実になった。
確かに今、ここに在る。

僕もあなたが大好きです。
僕はあなたと合いません。

意気投合するかな。どうかな。
合わなかったら泣いちゃうな。

私は千回恋をする。
振られても、振られても。

扉を開ける一秒前の胸の高鳴り。

何度繰り返したって
どきどきは止まらない。

扉は開かれた。さあて。

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笠井秀郎展@夢雲
Hand Blown Glass

「リサイクル素材を原料に古びた窯でガラスを吹いています。
灯かりの脚部にもいらなくなった物を再利用しました。
光源は最新のLED(発光ダイオード)です。
今回はソーラーパネルで発電した電気で展示作品を点灯します。


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吹きガラス作家・笠井秀郎
松本市在住・1949年生まれ。日本大学文理学部応用物理学科卒。ものづくりに携わる人たちを応援したいと松本駅近くにあった土蔵を利用して1982年に「ギャラリーKURA」をオープン。その4年後、現在の場所に廃材でギャラリー&自宅を自分で手づくりし、現代美術など様々な企画展を行いながら、いらなくなって捨てられる運命だったくずガラスをもらい受けて再利用し、吹きガラス作家としての活動。アメリカ(ニューヨーク)オーストラリア、フェスティバル オブ パースカナダ(モントリオール)ベルギー(ブリュッセル)チェコ(プラハ)メルボルンアートフェア(オーストラリア)この他、国内各地の美術館(ヘンリーミラー美術館「長野・
笠井さんの作品は廃材など使われなくなった材料を使い新たな命の灯りを表現.


http://homepage2.nifty.com/shurokasai/kasailogo.jpg

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