2010ー遊牧民の祈りー「キリムと灯り」
SUFi オスマン ダール×鍛冶師 河上知明
2010 3/19[金]~3/28[日]11時~18時期間中無休
アクセスhttp://www.39moon.com/blog/cat7922220/index.html
3/27[土]~3/28[日] 11時~17時
■モハマヤバートのビーガン家庭料理
無農薬玄米のたごはん。国産小麦をつかったベジタブルカレー。
インドを旅して出会った感動の味を伝えたい。
モハマヤバートのケンちゃんミホちゃんゆっくり流れるような動きは心をなごませてくれます。 *要予約 Tel 0745-92-3960
E-mail moon39moon@gmail
金属そのものがもっている 命や息づかいを表現する鍛冶師・河上知明さんの美しい灯りと、厳しくも豊かな自然の恵みを受け大地のエネルギーに満ち溢れた オスマンダールさんがこよなく愛するキリムの企画展―遊牧民の祈りー「キリムと灯り」を平和の願いをこめて、2010年3月19日より10日間(期間中無休)で待ちに待った春を迎えた夢雲より、平和の祈りを込めておおくりいたします。大地で暮らす遊牧民が生活の必需品として、又嫁入り道具として手間を惜しまず織り続けてきたキリム(平織物)20~80年前のオールドキリムから手つむぎ、手織りの総草木染で新しく織られたニューキリムをご用意して、キリム職人として25年のキャリアをもつオスマンが様々なご質問、ご相談にお答えいたします.おなじみのモハマヤバートのビーガン家庭料理も3月27日(土)・28日(日)ご用意してお待ちしております. 夢雲・山脇優喜美
■SUFi オスマン ダール
私は日本でキリムを紹介するようになってから、以前にも増してますますキリムに魅力を感じるようになりました.
それはキリムを御覧になった皆さんが織り手の心にまで興味を示し、美しいと感動して下さるからです. 遠くトルコからやってきたキリムたちもその言葉にますます表情を輝かせ、美しさを増してゆくのだと思います.年代を経たキリムには家族の歴史があり、幾つもの物語が秘められています。
そんな古いキリムを修復する仕事から始めた私のこの仕事も、今年で25年目になりました。母の織るキリムを見て育ちその後も数え切れないほどのキリムと出会いましたが、今も変わらずキリムは私を夢中にさせます。夢雲の澄んだ空気と広がる景色、年代を重ねた古民家の中でキリムはどのような見せてくれるのでしょう。 オスマン ダール
■鍛冶師 河上知明
僕がまだ幼年から少年に成りかけのころ
火遊びに夢中になった秋がありました。
家からこっそりマッチを持ち出して、ドキドキしながら向かうは裏山へ。
そして枯れ草に火をつけて。
ちょろり、りょろりと燃え移ってゆく炎にただ見とれていました。の火は大きくなったり小さくなったり、消えたかと思うと思わぬ所からあらわれたり。その変幻自在さに、その美しさに幼い心はくらくらしました。その秋、僕は火の精霊に出会ったのだと思います。そして自分の人生の先行きが深い霧の中にあった青年のころ、鍛冶師という仕事に出会いました。「これって! まるっきり! 火遊びじゃないか!」それで僕は鍛冶師になって燭台を創り始めました。
今回、皆様には裏山ではなく、夢雲にて火の精霊たちに出会っていただけたら幸いです。
河上知明
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 生命の光(2023.03.21)
- 2022ー白い冬、心の花をおくる(2022.11.17)
- 河野甲 革立体の世界 と かたつむりミュージアム・ラセン館展(2022.10.14)
- 相場るい児・尾形アツシ二人展』(2022.08.16)
- 水月(2022.05.26)
「文化 芸術」カテゴリの記事
- 生命の光(2023.03.21)
- 2022ー白い冬、心の花をおくる(2022.11.17)
- 河野甲 革立体の世界 と かたつむりミュージアム・ラセン館展(2022.10.14)
- 相場るい児・尾形アツシ二人展』(2022.08.16)
- 水月(2022.05.26)
「作品展のご案内」カテゴリの記事
- 生命の光(2023.03.21)
- 河野甲 革立体の世界 と かたつむりミュージアム・ラセン館展(2022.10.14)
- 相場るい児・尾形アツシ二人展』(2022.08.16)
- 水月(2022.05.26)
- 焼きもの屋の仕事 〜北と南と湖国から〜 (2022.04.18)
コメント