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2008年9月

2008年9月17日 (水)

斉藤洋の染-風布ー

白い萩が咲き、すすきがたなびき、すっかり秋色に染まった夢雲に
三年に一度の待ちにまった、斉藤洋の染ー風布ーを
9月26日(金)より10日間無休で開催いたします. 

アジア少数民族の手による手紡ぎ手織りの布や、
日本独自の布である毛斯綸(モスリン)やがら紡などを愛し、、
その布と対話するような染め(手描き染)を続けておられる斉藤洋氏.
伏見の工房から京都の岡崎に、住まいと工房を建てられ、
新しく活動を開始されて夢雲では初めての作品展.
斎藤洋氏の染め布を夢雲でおなじみの竹田安嵯代さんが仕立てるコスチューム(あわせまとふ)
秋冬纏って楽しい大判のショール、ウールモスリンの(もじり袖コート)、染め絵、
男物のシャツやハンチングなど、手描き染めの新作200点近くを発表.
10月4日は特別企画・野染め・ギャラリーの庭で18mの木綿布2本を張り、自由に染め合う
ワークショップ(要予約)をします.
9月27日と9月28日はChieのイタリアン精進ランチもご用意してお待ちしております.

                                     ギャラリー夢雲・山脇優喜美  

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池田啓一さんのBLOG

夢雲ーhttp://ameblo.jp/homuto/entry-10148295958.html

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斉藤洋

1971年京都にて染を始める.
毛斯綸(モスリン)やがら紡など
の日本独自の布や、アジア少数
民族の手による手紡ぎ手織りの
布などに魅かれその布と対話す
るような染め(手描き染)を続け
ている。毛斯綸存続のための活動
を仲間と共に2007年春始め
る。ライフワークとして野外で大
勢の人たちと長い木綿布を染め、
その行方を楽しむ<野染、そし
てHIV/AIDSの病の中から
作られてきたメモリアル・キルト
の活動など。
国内外での個展多数。

一期一会の一枚を。

2_2染色家 / 斎藤 洋

染色家・斎藤洋さんが開催する「野染めの会」に出かける。山々が緑から黄色、赤色とまろやかに色づく季節。秋晴れ、という言葉が空にも、心にもぴったりとくる朝。「野染め」とは、野外に広げた大きな布に、大勢で好きな色を描いていく、ダイナミックな染めの体験教室。20メートルの木綿に竹ひごを張って、「さあ、秋の色を染めようか」と斎藤さん。水をはったバケツに、染料を溶く。「何色がいい?」斎藤さんがたずねると、子供たちは大声で、「赤!」「青!」「黄!」。いいねえ、子供は素直で。大人は、ややこしい色を言うんだよ。赤でもない、茜でもない、紫でもない、夕焼けの空色・・・とかね。赤でいいじゃん、赤で!と参加者を笑わせる。赤でいいじゃん、かあ。「ボルドーワインの色・・・」と言いかけた自分を訂正。大人たちも斎藤さんの笑顔に導かれて、素直な感性を取り戻していく。やがて、40名ほどの参加者がハケを持ち、真白の布に思い思いの秋色を置いた。あっという間に、木綿が野山の色に変わる。太陽にかざすと、ああ、虹の橋みたい。普段は京都の工房でさまざまなアート作品を生み出す斎藤さんが、「野染めの会」をライフワークにしているのは、彼自身が、作家としての、いや、人間としての原点を失わないため。息を吹き返す時間、といってもいい。「“流行”というものは、数年前から仕掛けられたもの。でも、僕らはもっと瞬間的な“今”を呼吸している。紅葉が綺麗だから、今年は赤いコートを纏おうか、というような衝動に答えて、色を染め、一枚の服が生まれる。そんなモノづくりができたら幸せじゃないか?」。そして、そんな一期一会の一枚を、欲する人との出逢いも含め、確かな腕で生み出せるのは、実は、小規模で動ける自分たちのような職人ではないかと付け加える。話し込んでいるうちにススキが揺れ、空が赤く落ちた。季節が変わったら、斎藤さんに故郷の海の色を映した浴衣をお願いしようか、そんなことを思いながら帰路につく。秋晴れの一日。
(フリーライター 村上美香 188.j p)

http://www.188.jp/creator/sankeiSAITO.html 

 

池田啓一さんのBLOG

野染めーhttp://ameblo.jp/homuto/entry-10148307657.html

               ワークショップ・ 斉藤洋の野染めの会

Img_1740a ギャラリーの庭で18mの木綿布2本を張り、
自由に染め合うワークショップをします。
定員・36人 要予約  会費・2,000円(染め布代)

10/4(土)1:00~ 雨天の場合5日に順延

予約・ギャラリー夢雲・Tel:0745-92-3960
        E-mail moon39moon@gmail.com

 

               Img_889613_15252867_8                  

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心と身体に優しい
Chieのイタリアン精進ランチ

・要予約:1,500円

9/27(土)9/28(日)11時~16時

予約・ギャラリー夢雲・Tel:0745-92-3960
              moon39moon@gmail.com

  Img_889613_15252867_7Chie makan siang (Chieのランチ)   

碧ガラスーChie makan siang (Chieのランチ)

http://blogs.yahoo.co.jp/miran_c1/11835289.html

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2008年9月 8日 (月)

カキランビ LIVE-2008年09月15日(月曜日祝日)

CAKILAMBY in 奈良「夢雲」

開催日時  2008年09月15日(月曜日祝日)
開催場所 ギャラリー夢雲

in奈良「夢雲(むうん)」
開演14:00
Liveチャージ
¥2,700.-

要予約・0745-92-3960    E-mail  moon39moon@gmail.com

夢雲は奈良の室生寺の近くにある
見晴らしの良い高台にあるギャラリー

花々や小鳥たちのさえずりと
キーボード、アフリカの太鼓との
柔らかく華やかな宴!
尺八の音は宴を
さらに大きな音のお祝いへ!

常に新しい音を見つめ、
しなやかな音に全力を注いで
さらに、新しいカキランビへ!
今回は、尺八の吉岡龍見さんをゲストに迎える。

キーボードの柔らかな旋律の中を
尺八の和の響きは縫うように舞い
アフリカの太鼓はその舞いを加速する!

溢れ出る想いにも似た音の泉
カキランビワールドお楽しみください。

Dm

31694057_161

アクセスーhttp://gallerymoon.cocolog-nifty.com/blog/cat7922220/index.html

出演:CAKILAMBY
佐藤金之助:ピアノ、キーボード
http://ks-lab.info/kin.html
わきたにじゅんじ:アフリカ太鼓&パーカッション
http://wakitani-djembe.hp.infoseek.co.jp/
ゲスト:吉岡龍見:尺八
http://www.h6.dion.ne.jp/~ryu-sei/yoshiokatop.htm

●ギャラリー夢雲(むうん)〒633―0316奈良県宇陀郡室生村向渕415
http://gallerymoon.cocolog-nifty.com/blog/

予約:090-1040-1733(わきたに携帯)

わきたにじゅんじ
山口県山口県立小野田高校卒業(在学中はクラシックギター同好会所属)
広島県広島経済大学軽音楽部Deep Digger’s出身
軽音楽部ではカウント・ベーシー楽団の曲を中心にデュークエリントン楽団、トミー・ドーシー楽団などビックバンドJazzをやっていました。
卒業後、東京では少人数の編成のJazzや個人のユニットそして 色々な方面のアーティストの方々と共演して頂いています。

1996年 津軽三味線山本竹勇氏と共演。
1997年 日本海重油流出原宿チャリティーライブに
山本竹勇氏、SAX富永ことぶき氏と参加。
1999年 魂のギター中村ヨシミツ氏と共演。
2000年10月 現代詩人白石かずこ氏、フリージャズトランペッタ-沖至氏とのライブ参加。
2000年11月 横浜JAZZプロムナードに参加。
2000年12月 現代詩人辛鐘生氏CD「悪い夢」に参加。
2001年10月 ラテン・ミュージック・フェスティバル
VOL13 2001 「新世紀の響き」
に魂のギター中村ヨシミツ氏と参加。
2001年12月 尺八吉岡龍見氏「年の瀬に安らぎを求めて」
(乃木会館にて)に参加。
2004年6月 2005年8月
こころの温泉part1~part5(詩と音楽とアートの融合ライブ)
沢山の詩人の皆さまと素敵なコラボでした。
武力也氏、都月次郎氏、倉橋達治氏、辛鐘生氏、上手宰氏などなど沢山の皆さまとの共演
http://homepage2.nifty.com/osamu-lyric/whats-new3html.html
2005年6月  12弦バリトンギターノダゴロー氏、
ピアノの佐藤金之助氏、6弦ベース重廣誠氏と
「World symphonir ぬちぐすい」を結成

2006年7月ピアノの佐藤金之助氏、6弦ベース重廣誠氏と
「CAKILAMBY カキランビ」を結成
http://wakitani-djembe.hp.infoseek.co.jp/cakilamby.html

佐藤金之助氏 1965年6月生まれ。

大阪芸術大学(ピアノ科)在学中より演奏活動開始。レストランなどの生演奏、博覧会のパビリオンでの演奏、作曲等する。
その後、東京にてオカリナ奏者「宗次郎」のツアーメンバーとして、全国を回る。
1992年、活動の拠点を出身地の福岡に戻す。また、自身の音楽環境が打ち込み系になりつつあるものを、某テーマパークのレーザービームショウの作編曲を最後にピアノに戻す。2001年、自身の初リサイタル。2002年スペインセビリアにてコンサート。2003年よりミュージカルの音楽製作にも参加。2004年よりアレンジャー、作曲家としての活動も広くなる。2005年、初のオリジナル曲集CD「小さなはじまり」を発表。同5月にお披露目コンサート。2006年7月ピアノ即興演奏&朗読メインのコンサート主催。2006年10月 パリ、モンマルトルにてシャンソンコンサート出演

2006年7月ピアノの佐藤金之助氏、6弦ベース重廣誠氏と
「CAKILAMBY カキランビ」を結成
http://wakitani-djembe.hp.infoseek.co.jp/cakilamby.html

ゲスト:吉岡龍見:尺八
琴古流尺八師範・吉岡邦楽社主宰)

1972年に尺八演奏家・横山勝也師に入門し、1978年にNHK邦楽技能者育成会の卒業を期に、琴古流尺八師範を許される。1980年より妻・富元清英と演奏会を毎年開催している。1989年には芸術祭参加公演(以後、数回参加)として開催。1981年に吉岡邦楽社を結成し、毎年定期演奏会を開催している。1983年に「筑紫歌都子作品の夕べ」演奏会開催。1992年には、旧ソ連・タタール自治区カザンで行われたタタール音楽祭に招待出演。1995年に、RYU-KEN(吉岡龍見プロデュース名)プロデュース「クリスマス・ファンタジー」公演を開催する。2002年には、サッカーの日韓ワールドカップ協賛公演として、韓国の古楽器と伴にヨーロッパツアーを行い、高評をはくす。また同年、日韓ワールドカップ協賛放送として、韓国KBS放送に韓国古楽器との競演で出演。 現在全国各地で、演奏及び講演活動を行なっている。

また、作曲・編曲活動にも力を注いでおり、現在までに「山繭」「吹雪(ふき)」「合奏組曲 春」「尺八四重奏曲 風紋」「箏・尺八三重奏曲 雨霖鈴」等、数々の曲を作曲している。また、海外でも、アメリカ・カナダ・オーストリア・ドイツ・フランス・イタリア・ロシア・中国・タイ・韓国等で様々なコンサートを開催している。邦楽普及のためのライブ公演も頻繁に行っており、邦楽器(箏・三味線・鼓・琵琶等)だけでなく、他ジャンルの楽器(ヴァイオリン・ギター・ピアノ・エレクトーン・打楽器等)とのジョイントも行っている。 現在、国の内外で演奏・講演・プロデュース活動に活躍するかたわら、日本の文化を考える会「季座」TOKIZA等の団体で邦楽の普及・啓蒙活動に務めている。

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